漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
住所:川越市 年齢:4歳
2歳のお誕生日を迎えた頃から、体幹の発疹、かゆみが出るようになり、半年経過した頃、医師からアトピーかもしれない、と言われました。
「アトピーだったのか」と腑に落ちたところもあり、体質であるのなら、これからの生活で気を付けること、母としてできることは何か伺えたら……という気持ちですぐに市内の植松先生のところに足を運びました。
初めはステロイド薬を塗りながら様子を見ていましたが、漢方を続けていくと皮膚炎が改善していきステロイドを使う頻度が少なくなり、今は全く使わずにすんでいます。
(子供の皮膚の赤み、痒みは親子とも辛いものなので、「ステロイドも使って良い」という先生の言葉はありがたかったです。)
食養生を始めてから「甘い物食べすぎると、カユカユになっちゃうから」と娘が言った時はビックリしました。
今は皮膚のトラブルはほとんどなく、ここ1年間はステロイドの出番はありません。鳥肌感もなくなり、ツルツルしています。
保育園の先生やお友達のママからも「そういえばアトピーだったね!全然わからない!」と言われ嬉しいです。
お子さんのアトピーでステロイド軟こうを使うか迷う方は多いと思います。
この方もおっしゃっていましたが、子供がかゆがってかきむしる姿を見るのは辛いものです。
ステロイド軟こうは上手に使って上手にやめていけばよい。
むしろかきむしって飛び火になったり、かゆみで夜眠れなくなって食欲が減り、体重が減り、身長が伸びなくなったり、いつも機嫌の悪い子になったり、といった全身に与える害の方が大きいように私は思います。
皮膚炎体質を整えていけば皮膚炎が改善し早く丈夫な肌になり、ステロイドが必要なくなる場合が多いです。
そのために漢方薬の併用と食事の見直しをしていけば、このお子さんのように元気な肌になります。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7